ライター・コマツマヨのブログ

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勝手に人の家の裏口から家の中入ってくる大工さんに気をつけて

コマツです。

最近家を買いまして、リフォーム中です。

 

私は金物屋の娘として生まれました。

お鍋ややかんを売っている荒物屋ではなく、

建築用の電動工具や機械を売っている金物店。

そのため、お客は大工さん、鳶職さん、左官屋さん、工務店さん、サッシ屋さんなど。

現場系の肉体労働者の方々ばかり。

 

なかでも、うちのお客の半分以上は大工さんだったので

毎日のように大工さんを見て育った。

 

 

今でこそ若いにいちゃんがヤンキーあがりで頑張って大工さんしているようなイメージが強いけれど

 

昔の、具体的には約20年前に現役だった大工さんといえば

 

だいたい歯が抜けてて

顔が真っ黒で

あんまり何言ってるかわからなくて

留守番中の子供相手に「おやっさんいつ帰ってくんのど!!(お父さんいつ帰ってくるのかな?)」と怒鳴り(別に怒鳴る必要はどこにもない)

電話に出れば「おやっさんかわらんけ!(お父さんに代わってくれるかな?)」と怒鳴り(別に怒鳴る必要はどこにもない)

だいたい帰った後は玄関(店先)が謎の泥だらけ

 

というものだった。

ヤンキーとか怖い人とかそういうんじゃなくて

なんというか、ガサガサした人ばっかりだった。

山ほど大工見てきた私がいうのでこれは間違っていない。

 

 

 

自宅のリフォームをお願いしている工務店さんに勤務する大工さんは

そりゃもう愛想がよくて身なりも綺麗で、現場の中は整理整頓されてて(一人で作業しているのに)

使う道具も全て並べて配置されてて

フローリングを貼った後の家の中は靴下で歩けるほどいつも綺麗に掃除されてて(土間や庭はもちろん靴だけど)

近くをとおったときにちらっとのぞいただけなのに、作業の手を止めて今の進捗状況などを細かに説明してくれる。

もちろん、こちらが帰るまで気持ち良い対応をしてくれてる。

 

こちらは施主なんだから当たり前と言えばそれまでかもしれないけれど

今まで私が見てきた大工はみな、

 

現場はひっ粉(木を削った後の粉)まみれ

服も頭もひっ粉まみれ

日曜日(定休日)の早朝にピンポンピンポン鳴らしまくる

ドロドロのズボンで畳の上に座る

店先にタバコ捨てていく(放火かよ!)

 

 

中でも一番インパクトがあったのが、

定休日の日曜日に一人で留守番をしていたときに

普段使わないためつっかえ棒でつっかえをしているはずの裏口の戸がガゴンガゴン!と音を立てて開いて

何事かと思って腰が抜けそうなほど驚いていたら

フローリング(もちろん土足厳禁)に土足で乗り込んで一言

 

「開いとるけ??(今日はお店は開いてますか?)」

 

 

いや、定休日やし!!!!!

 

 

 

そう、私の大工のイメージはこんなものばかり。

だから今自宅を担当している大工さんが神様のように見えて仕方ない。

あんなニコニコ清潔で丁寧な仕事ぶりで、私の家まで建ててくれてて

もう神様の使いに違いない。

 

 

 

でも気をつけて、みなさん。

ど田舎の山奥で仕事をしている大工さんの中には

まだ定休日の金物店の裏口の戸をこじ開けて土足で乗り込んできて

「開いとるけ??」

と言ってくるぶっ飛んだ大工さんも

いるかもしれませんから。

 

 

 

※このストーリーはノンフィクションですが、全ての大工に当てはまる事象ではなくごく少数の、もしくはある特定の大工の話です。そして作者の幼い頃の経験に基づきます。